GWに休暇をとるのは20年ぶりになかろうか。
ということで、仲間を集めて、ツーリングに行くことにした。
ツーリング自体も実に久しぶりである。ハーレーは展示場のインテリアと化していたが、出番が来た。
五月の新緑の最も気候がよい季節に、雲一つない晴天のなか、岡山の山々を駆け巡る。
圧巻は高梁の広域農道であった。バイカー天国の道は限りなく続き、五月の風になった。
複数のハーレー独特のエキゾーストノートが山々にこだまし、そのサウンドが高揚感を高める。
僕には、バイク哲学があり、バイクに必要不可欠な要素は、音と振動と風だ。つまり、音がなく、振動がない、最近のバイクはバイクではない。
ラストランはブルーラインで仕上げ。ここ数年激務が続き、余暇を過ごすということがなかっただけに、実に人間らしい生活を取り戻した一日であった。また出かけようではないか。
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