日野の百草園にある「一心館」道場に須一館長に合いに行った。
3月3日の講演会に来てくれたお礼も兼ねてだ。
ここは合気道の道場、昔はキックボクシングもしていてて、三多摩ではここしかなかったので大繁盛であったが、
合気を究めるべく、晩年は一本に絞ったという。
昔昔、ここで、随分、合気を中心とする総合格闘技の技を習ったものだ。
今では、雑誌にも出るは、DVDにはなっているは、で、業界では、それなりの格付けがついている大先生だ。
言っていることは、20年前とほとんど変わらない。
道場でいきなり、「こて返し」をかけられた。まったく力で技をかけずに、一瞬でひっくり返る。
達人
の領域だ。
「技は念いでかかる」「かかったイメージを先にありありと描く」と、合気の悟りの講義を受けた。
合気の真髄を究めた人しか見えない、世界を滔々と語る。
「20年ぶりに来た瞬間に何で、合気の真髄を教わっているのだろうか?」と思いつつだが。
東京に帰ってきたのでまた、一緒に一杯やる約束をして別れたが
その日は天気もいいので、既に梅見で一杯、午前中はやってたそうな。。。。。。
達人は自由人であるのだ。
まあ、「剛」ではなく「柔」なる、合気の真髄を改めて教わった良い日であった。