接客は大事だ。
メーカーも販売者も、いつも消費者でもあることを忘れてはならない。日常デモ意識すると商売の弁起用になるものだ。
接客によって、買うか買わないか、買うにしても、どれくらい買うのか、その商品点数も違ってくる。
スウェットパンツを買いにショップに行ったが、いいのがなかったので、帰ろうと思いつつ、ある服が目にとまり女性店員から接客を受けた。
その接客がお見事。
結果的に、全く買う気もなかったのにも関わらず、ジャンパー二枚、シャツ二枚買ってしまった。
ついでに、勢いがついて、帰る間際にカーディガンをもう一枚買い、計5点の大人買いに発展したのだ。
メーカーは「クロコダイル」なのだが、今年限りのシリーズで「ブルークロコ」という限定のブランドだ。
何でも若者のデザイナーを中心にしたデザインのブランドだそうだ。
このように、ブルーのワニのロゴだ。
どこに接客のうまさがあったかというと、①上品な接客②さりげない勧めかた③期間限定お得感、二度とない④本心から言葉を選んで使ってるほめ上手、というところだ。ひとつひとつ、コンサルティング的視点で各項目ごと解説できるが、長くなるのでしない。
今、ブランディング・マーケティングを研究しているので、ブランドの確立を意識して街を歩いている。
よくよく「ブランドの確立」というが、ブランドの確立とは正確に言うと「そのモノが好きになって、お金を出して買ってもいい」と思ってもらうことだ。逆にモノを売る側からすると、「好きになってもらわないといけない」つまり「好感の確立がいる」。
好きになてもらう前に、そもそも知ってもらわないと好きになりようもない。よって第一段階は、知ってもらうことになることが、ブランディングを進める第一歩ということになる。この分野の話はとても奥が深く、探求すればするほど面白くなる。
時代は「ブランディング・マーケティング」の時代だ。これを究めていく。