ロッキードP38ライトニングは言わずと知れた第二次世界大戦時のアメリカ戦闘機だ
あの凡将の山本五十六をが搭乗していた一式陸攻を撃墜したのがこいつだし、映画「永遠の0」でのドッグファイトシーンにも登場していた
実に奇妙な機体形状であったが、機体が重く、翼面荷重が高すぎてドッグファイトには全く向かない戦闘機であった
日本軍のパイロットからはぺろりと食えるところから「ペロハチ」と呼ばれ馬鹿にされていた
また、側面から見た形状がめざしにそっくりなので「メザシ」とも呼ばれていた
いづれにしても、不名誉な呼び名だ
さほど脅威ではなかった戦闘機であったのだが、戦争末期になるとベテランパイロットは次々戦死してしまい、
未熟なパイロットが多くなり、次第に負けて行き、「双胴の悪魔」と呼ばれるようになった
評価は変われば変わるものだ
最高速度は667キロと高高度からの一撃離脱戦法では有利であり
ゼロ戦対策を徹底するようになり、脅威になっていたようだ
プロペラエンジンが二機あり、最大出力2950馬力あったので速度はめっぽう早い
ちなみにゼロ戦は1130馬力、最高速度は565㌔だ
こいつの特徴は航続距離が一番であったことだ
それはそうだろう、機体が二つあるのだから、燃料を沢山搭載できる
ガダルカナル・ラバウルを往復できたゼロ戦の航続距離は2000キロを誇っていたが、P38は実に3640キロであったというのだから
別の使いでがあったことだろうに
何が言いたいか、とうとう買ってしまった
すまぬ
日本軍機意外は、買わない、作らない、飾らない、主義であったのだが、当時の空気力学を駆使して製造した面白い発想の双胴の形状に興味がわき、書店で見つけて、ついつい手を出してしまった
無論ダイキャスト製だ