塾長ブログ

2016/07/11

キリンビール工場見学


標記の通り、急に思いつき自宅近所の万富にあるキリンビール岡山工場に、女房殿、娘、そして孫4人を連れて行くことにした。

いや・・・娘に連れて行ってもらった。

3年前から思っていたのだが、思いたったら吉日だ。やはり行くのは夏がいいだろう。

工場見学をした後は、岡山工場出来立てのビールの「試飲」が待っている。

まっ、来る人達は、それが目当てなのだろうが。

案内のコンパニオンの解説を聴いて驚いたことがある。

写真のような、何ていうのかビールを醸造する巨大樽が何棟もそびえ立っているのだが、それが109棟もあり、1人一日350ccの缶ビール一缶を飲んでも一棟飲み尽くすのに4000年もかかるというのだ。ということはココ岡山工場だけで、40万年分のビールがあるということを意味する。実に膨大なビール量だ。

岡山工場では「一番搾り」をメインで生産している。

世の中の一般的なビールは、一番搾り麦汁と二番絞り麦汁で、できているのだが、キリンの一番搾り製法で使うのは、麦芽を砕き、糖化して作った「もろみ」から最初に流れ出る一番搾り麦汁だけ。それで一番搾りという商標であり、また「うまい」理由だそうだ。勉強になった。

キリンビールには、代々受け継がれている醸造の哲学”醸造フィロソフィー”があり、それにこだわって、世界でたった一つの製法を使ったのが「キリン一番搾り」なのだという。

このような説明を聞いたら、アサヒ党の僕も心を動かされ、滅多と飲むことのない「一番搾り」を呑みたくなった。

何でも「うんちく」というのは大事なものだ。

そして工場見学が終わり、やっと試飲ということになった。

ここではキリンラガー、広島一番搾り、岡山一番搾り、氷結、各種ジュース、と結構な種類が一人3杯呑めるのだが、初めの一杯は やはり一番搾りのできたての「生」にした。

うーむ流石に「うまい」!!!!

元来、日本酒党、ウイスキー党なのだが、久しぶりにビールを美味いと感じた。

工場直産、出来立ての「一番搾り」恐るべし!!



そして、何よりこの工場のスタッフのホスピタリティーはすばらしいということだ。


接客にうるさい女房殿も満点だと太鼓判!!こんなところは滅多とない。


しかも皆、可愛い。


このけなげな努力と顧客満足が、きっと、キリンファンをつくるのだろう。

ここはビールも造るが、工場見学の名を借りながら「キリンファン」も造るのだ。我ながらうまいこと言うなー。


また飲みたいので行こうっと。


家から工場まで20分だし。


最後に、売店で普段は絶対買わないキリンのウイスキー「富士山麓」を娘から、僕の今月の誕生日プレゼントとして買ってもらったのだが、合わせてこの富士山グラスが気に入りセットで買ってもらった。

グラスの底に富士山がある。


富士山みながら、水割り、ハイボールが呑めるというわけだ。

これ、おすすめです。


最後にコンパニオンとツーショットの写真を撮って工場を後にしたのだが、何と、こちらの車が見えなくなるまでお姉さんは、ひたすら手を振ってくれてる。

こういうのを「パーフェクト」という。


ハートを撃ち抜かれた!!!


明日から、一番搾りに変更!!!!


うん