塾長ブログ

2016/08/01

鍛冶屋町

男塾の知覧研修のために鹿児島入りだ

何度も訪れているものの、あの鍛冶屋町を散策したことがない

あの、と表現したのは、鍛冶屋町ほど特殊な町内はない

伝説だ・・・・

西郷隆盛、東郷平八郎、大久保利通、大山巌・・・

この英雄を輩出した町なのだ


歩いて散策してみると、確かに半径300M位の中に彼等の誕生の地が集中して存在している

今はそれぞれの生家跡に石碑を建て彼等の業績を讃えている

が・・・・・、一つ思ったことがある

鹿児島における東郷平八郎の扱いが小さすぎるということ・・・

西郷、大久保の銅像は数あれど、東郷の銅像はない

どうやら、明治維新の街として売っていることに起因するのだろうが、

そもそも明治維新は、外国の侵略から日本を護るために、徳川幕府を倒し、近代国家を築くてめにむ、富国強兵させるために起こしたものだ

そして、その延長戦に日清、日露戦争が実際に勃発した

つまり、維新から近代戦までは歴史の連続性があり、その枠のなかで英雄の登場を捉えるべきであると思うが

いずれにしても、日本の神々が薩摩に大挙降誕して、歴史を変えていったのは事実

そして、日本の神々は等しく軍神であり、戦神である

戦いに負けて「神」になることはない

そこに「明治神宮」はあれども「昭和神宮」が存在しない理由がある