やっとこれた・・・・呉の「大和ミュージアム」
しかも、松山から船で渡って呉に到着するとは思ってもみなかった
「大和ミュージアム」の年間観光客は100万人に及び、今や呉になくてはならない名所になった
1/10の戦艦大和は、呉が世界に誇る造船所で2億円の巨費を投じて建造されたものだ
思ったよりは、小さかったが、細部まで精工に造られている
本物は当時の国家予算の3%の巨費を投じて完成したのが戦艦大和だ
今の価格に換算すると15兆円ということになるので、どれだけ金を投じたか分かるだろう
全長263m、6500トンの大和は、日本海軍が温存し続け、ほぼ何の活躍もすることなく、「大和ホテル」と呼ばれていた。そして最期は沖縄特攻で3000人の乗船員と共に南海の海に沈んだ悲劇の戦艦だ
ちなみに姉妹館として建造された「武蔵」も武蔵旅館と呼ばれ、最期はレイテ沖海戦で沈んだ
ところで、僕の関心を呼んだのは、大和の方ではなく、同施設に展示してあるゼロ戦62型だった
エンジン不調で琵琶湖に不時着したものを、戦後30年以上経過して引き上げた本物だ
海水でなく淡水であったので腐食が進まず、その雄姿を留めていたのだ
62型はゼロ戦最後の機体で、大東亜戦争末期に登場した型であり、あまりなじみが薄い。ひとつ前の型から改良された点は攻撃力で、機銃を増設した点だけで、機体はさしたる変更点はない
しかし、ゼロ戦は本当に美しい・・・・・
ゼロ戦ファンの僕としたら、初めて見る62型の本物を目の前にしてテンションが上がり、ゼロ戦ミュージアム状態だった
さぁ、お盆休みだ、帰ろう