帰って来ました。
実に有意義な旅であった。擬似的な表現をすれば顔面や身体にヒビが入り、今の自分が崩れ、中から再び新しい生命が
生まれてくるような、そんな体験をした。トゥワイスボーン的な感覚を得ている今日この頃である。
まだ前職を退職して一か月も経過していないのに、もうすでに不思議と僕の頭の中では前世での出来事のような感覚になってきつつある。また新たな人生が展開する時はこのようなものなのかもしれない。未来は視界良好である。
八重山での話をしよう。まずは石垣で男塾の拠点をつくってきた。これは何を意味するかというと、毎月、石垣には足を運ぶこととになったということだ。嬉しい限りである。沖縄と竹富町は左翼に支配されてしまっているが、石垣は保守である。石垣から今の沖縄の惨状を変えていく拠点になればいい。どこに布石を打ち、陣を構えるかは大切なことだ。
初めて与那国島にも行ってきた。そう、自衛隊の駐屯基地が急ピッチに進んでいる。詳しくは男塾に譲が現地視察と取材の大切さを実感した。ここは日本最西端の島。天候が良ければ台湾が見える。台湾まで110㎞の距離だ。自衛隊の配備は当然だろう。
与那国の海は沖縄の海ではない。島がリーフに囲まれていない。断崖絶壁の島であり、他の島と明らかに風景が異なる。風景が隠岐の島の島前にある名勝地「国賀」にそっくりだったので驚いた。
波照間島にも行ってきた。ここは日本最南端の地。この地は竹富町になる。日本一のビーチに輝いたニシ浜があるところだ。
八重山の海はどこも美しいが波照間は別格かもしれない。完璧なブルー、深い濃紺のブルー、エルラルドグリーン、薄い水色と四色の海の色が出迎えてくれる。三線の音色のように時間はゆっくりと流れ、本土との隔絶感を実感する。ここも日本なのだ。
旅は続く・・・。
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