塾長ブログ

2017/04/08

緊急投稿!痛快!「シリア空爆」!

いや、痛快であった!!


トランプ大統領は千両役者だ。



習近平との米中首脳会談は注目していたが、トランプ氏は「会談では何も新しい合意を得ることはできなかった」と酷評した。


食事会が始まる前に、国民に対して毒ガス兵器で虐殺をする独裁者アサドのシリアを空爆するという演出をしてのけた。

当然、食事会が始まる前にゴーサインを出していたということになる。

これは何を意味するかというと

机の下で北朝鮮と軍事同盟を交わしている習近平主席と米中首脳会談をしたところで、どうせ北朝鮮問題を解決することなど出来ないと見通していて、北朝鮮を擁護し続ける中国政府の姿勢がどうあれ、トランプ政権は、独裁者には力による制裁を加える、という強固な「意思」をものの見事に示したことになった。

こういうのを三角飛びという。

どんな言葉や、どのよな交渉術より、無言の圧力がある。

まさに効果絶大だ!

習近平の面目など丸つぶれ、金正恩は震え上がったはずだ。

北朝鮮に対する米軍攻撃のXデイは近い。

中東と東アジア、二つの火薬庫で同時に火が吹く。

トランプ大統領の本音はシリアへの深入りはせず、アサドへの「脅し」としてのトマホークミサイル59発のおみまいだ。

決して同時正面作戦の決行という意味合いにはならないようにするはずだ。

核保有国への攻撃と核を所有しない国に対する攻撃はレベルが違う。

本丸は北朝鮮攻撃だ。

百戦錬磨の経営者トランプ大統領。

経済人として鍛えた交渉術は冴えわたる、この人の外交は手強い。

トランプ大統領の掌の上でもてあそばれた習近平の面目は丸つぶれだ。

トランプ、習近平の第一ラウンドは「為替操作国」「中国製品には関税を」という選挙中に発言していた過激発言を封印し大人の態度をとったばかりに、「トランプは中国に懐柔された」、という国際的な見方をされているが、あれは中国の得意とするプロパガンダでしかない。

第二ラウンドはノックアウトで習近平の完敗だった。

第三ラウンドはどうなるのか。



トランプ大統領の本音は「北朝鮮問題に中国の意向など関係ない!」だろう。