ゼロ戦を代表とする第二次世界大戦機の展示は、車輪を出している駐機スタイルか、スタンドの上に展示する飛行スタイルかどちらかだ。飛行シーンでのディスプレイは水平飛行スタイルしかない。
しかし時代は進化し、まるで大空を舞うかのような迫力あるディスプレイができる「エア・アクション・スタンド」がこのほどディアゴスティーニから発売された。
これを組み立てると、単なる水平飛行状態でのディスプレイだけではなく、急降下、急発進、斜飛行等あたかも敵機とドッグファイトをしているかの如くの躍動感ある飛行状態を実現することができるのだ。
四か所の可動ポイントにより自由自在に角度を変えることが出来る。
これは、我々の年代のゼロ戦ファンにはたまらない。即決で五セット注文し、自宅に到着するや否や、スタンドを組み立てディスプレイしてみた。
うーむ、だんだん世田谷ガレージの「所さん」のようになって来ているが、まあいい。
躍動感ある飛行シーンを作り出すために、嬉しそうに、ルンルンしながら、ゼロ戦を始めとする日本軍機、敵機をドッグファイトさせる工夫をしている、大きなおっさん子供を見て、女房殿はあきれていた。
確かにこのようなことをしていると、男は急に子供時代に戻る。
苦節50年、やっとこのような時を迎えることが出来、感慨深いではないか。
苦節でもないが・・・・
本当に格好いい・・・・
このシーンはゼロ戦21型がイギリス軍スピットファイアとドッグファイトして、撃墜する瞬間のシーンを再現させた。
もう一つはゼロ戦21型、陸軍二式戦闘機疾風、そしてスピットファイアーの三機が斜飛行している、これはありえない仮想シーンでディスプレイさせた。
臨場感があるだろう!!
子供時代はプラモデルだったが、今はダイキャストという合金の金属製で、重量感がある野も特徴だ。当時はタミヤのブラカラーでシコシコ塗装をしていたが、今のような複雑な迷彩塗装などとても技術的に出来なかったが、今の機体は最初から複雑な色遣いの塗装をしてくれている。
今年買ったあらゆる物の中で一番嬉しいのが「エア・アクション・スタンド」かもしれない