塾長ブログ

2018/04/30

ニューカレドニア2

旅にとって、メシ、ホテル、景観、ホスピタリティは必須だ
ニューカレドニアは、メシを除いては満足度が高かった。◎だ
いつかまた、リピートしてもいいと思った

無論、ホテルはどれも五つ星泊でとても快適に過ごすことができたが、メシはというと、ホテルでのハンバーガーが2750円するほど高い、缶ビールでも770円する

どうだろうか、だいたい物価は2~3倍はするだろう


まっ、牛丼を300円ほど、昼飯をワンコインでとれる先進国はなく、日本の物価は、失われた25年のせいで、相対的に異常に安すぎると言えるが、

どこの先進国にいっても、どうだろうか、昼食は1500円が相場だろう


ここは、「天使のエビ」とか、郷土料理の「ブーニャ料理」、そしていろんな魚も当然豊富だか、ただ焼くだけで失敗のない、ステーキがお勧めだ



日銀が年間80兆円の金融緩和政策を続けても、たった2%インフレ目標さえ到達できないほど金融政策が下手くそだが、バブル崩壊とその後の政府の経済政策失策の連続がなかったなら、日本のGDP1000兆円超は間違いなく、その結果、今の国民平均所得400万円などあり得ない金額で、ゆうに1000万円超となり、ラーメン一杯1500円くらいしていたことだろう

世界の物価相場からするとそれが正しい。ジャパンマネーは、相場だではなく、今は世界の物価からすると弱い。それを、世界旅行する旅に実感する。これは日本にいるとわからない。

以前はヨーロッパに行こうが、米国に行こうが、無論、東南アジアに行こうが、物価を安く感じていたが、今は、為替的な「円」が弱いのではなく、日本の物価水準が低く、それに伴う所得も減ってしまい、結果として、「円」の優位性を全く感じにくくなってしまった

日本の物価は2%インフレどころか、相当インフレ化し、所得を増やさないと、日本買いは止まらないことだろう

彼らからすると、日本は、そのポテンシャルからすると、安すぎる

それをこの旅行であらためて実感した

このようにGDPがたった1兆円にも届かない島の公務員の先生の給与が、月額60万円。しかも、8週間行ったら、三週間休みで、夏休み二か月、春休み、冬休みもあるという好待遇だ

日本の所得水準は、オーストラリア、スイス、などの工業後進国にさえ、大きく水をあけられており、その差は開く一方だ


あと、驚いたことがあった

日本軍はニューカレドニア沖まで進軍していたという事実だ。その証拠に沈没した潜水艦が沖に沈んでいることをガイドから終えてもらった

フランス人は、日本軍がニューカレドニアに攻めて来るとみていて、港を見下ろす高台の山頂に砲台を設置した。その砲台は今も観光名所として残っている

軍事的に見ると、日本にとってニューカレドニアはいらない、が、その近海まで日本軍が進軍していた事実には驚くと共に、日本人はスゴイと思った

今から70年以上も昔に、日本から7000キロ離れている、南海の孤島にまで、潜水艦で潜航しながら、攻撃を加えようとした大日本帝国の気概はスゴイ

地図を見たらわかるが、ラバウル、モリスビー、ガダルカナルどころか、まだまだ南に位置するのがニューカレドニアだ

僕は、そこいらにいる日本人と違い、そう感じながら砲台の大砲に触れた


日本人は大戦前には、既にニッケル鉱山を掘るために入植していたが、フランス政府から敵国人として指定され、財産没収され国外退去を命じられている

これは敵国人日本人を強制収容所に送り込んだアメリカと同様の政策であったが、日本は、というと、本国にいた敵国人に公式的な迫害は一切行っていない

当然、日本には敵国人は住んでいたが、財産を巻き上げて強制収容所に送還したという話は聞いたことがないだろう

ここに日本文化の彼らを凌駕する寛容の精神があることを物語っている


パラオと同様、今でも、現地人に中村君、山田君がたくさんいるという

そもそもフランスはジャポニズムが始まった親日国だが、まっ、その流れを引く「ニューカレドニア」はとっても親日であった


街並みはフランス人がつくっただけあって、センスがよい


ヌメアのメインビーチは、ワイキキ海岸をほうふつさせるほどよく整備されている



うーん、男塾を書いているので、気軽な旅モノエッセイにするつもりだったが、ついつい政治的な文章になってしまった

ブログは筆のむくまま気楽に書いているが、思わぬ方向に行くものだ

ニューカレドニアはお勧めだ、全盛期と比較すると、バブル以降、日本人観光客は半減しているという。是非、もっと渡航してもらいたい

最後に、まだ本国の中国人はここには来ていなかった。オーストラリアから来る中国人は若干いるものの、まだ連中に侵されていない

それがこの島の救いだ

しかし近い未来、あの大きな声で、非礼で、マナーを知らずで、ホテルのシャンプー、リンス、ドライアー、タオルを平気で持ち帰る奴らが、必ずや集団で襲って来るのは時間の問題だ

その時、ニューカレドニアの魅力は大幅に減退することだろう、今の間に行っておいた方がいい

まだまだ書きたいことは山ほどあるが、また次回の機会に譲る

次の男塾の執筆に忙しい・・・・