戦後処理と言ってもよい
緊張感のある戦争中と違い、戦後処理の方法は各家庭で違うし、復興スピードも異なり一律ではない
住み替えを考える人もいるし、既に空き家になっている家も散見される、親戚の家に身を寄せているのだろうか
不動産的観点から一つだけ言えることは、このあたりの不動産は値が付かないということ
一夜で資産価値は低減したというより、今は価値がなくなってしまっているので、売却も出来ないということだ
僕は売却は考えていない、修繕する
しかも、現状復帰ではなく、この際良い機会なので無垢の桜のフローリングを貼るなどグレードアップ・リフォームにしようと思う
改築はいくらでもルートがあるが、かつての盟友が経営している会社に頼むことにした
ただし、一年以上前より検討していた駅前の高層マンションへの移住も同時並行して行おうと考えている
長期スパンで考えると、砂川の堤防はまた決壊する可能性が高いので、何か所も住処があった方がいいだろう
大阪の高名な占い師に「あなたは何か所も住処を持つようになる」と、言われてことがあるが、いみじくも被災により予言成就しそうである
人生の大きな衝撃は「選択」と「決断」を迫っている、と、僕自身が今回の本で書いたことだが、住まい方を変えろ、というメッセージとして受け取った