塾長ブログ

2018/07/23

近所のゴミの山とゼロ戦

「近所のゴミの山とゼロ戦」と題して書く・・・・

ここら一帯は2240件浸水したというから大規模浸水だ

テレビでは一切報道せず真備地区ばかりしか取り上げないのはおかしい

報道機関がやっていることは滅茶苦茶だ

より悲惨で報道価値のある情報ばかり提供し、広く現実を知らせる努力をしない

視聴率第一主義をこういう時でもやっている

酷いものだ


浸水したそれぞれの家庭から出る大量のゴミが指定された臨時ゴミ置き場にうず高く積まれている

水に浸かるとあらゆる高価なモノも一瞬でゴミと変わる

そこにあるモノはそれぞれの家庭の「思い出」がある品々であろうが、もう捨てる以外手はない

洪水を通して諸行無常を目のあたりにしている

結局、自分のモノなど何一つないのである

全てのモノは移ろい消えていく運命を内包している

モノには滅びがセットでついてまわっている

無論、肉体もモノであり、いつの日か必ず滅びる時がやって来る

神は自分のモノなど何一つないことを教えようとしているのか

但し、洪水というのはあらゆるモノが同時に滅びるので生活が成り立たなくなる

だから生きようとしている人間には大きな試練となる

これも人生の「選択」と「決断」を促そうとしている

僕はこれを機会に生活を変えることにした

今までの生活は「捨てる」

「社長の失敗Ⅲ」に記した通りまた捨てることにした

今度「捨てる」のは今までの生活パターンだ

つまり住まい方を捨てる

さてと、僕のゼロ戦もこのように水に浸かりドロドロだ

これはほんの一部だが・・・・

モノへの執着はないほうだがゼロ戦は別

さいわいダイキャスト製は重量があるので流されることなく洗えば何とかなる

プラモデルはアウトだ

近所の歩道にピアノが寂しそうに置き去りにされている・・・・