水道の元栓に取り付ける「浄水器」を知っているだろうか?
一般的によく普及している浄水器というのは、キッチンの蛇口付近に取り付けてあるが、元栓に取り付けることにより、キッチンだけではなく、風呂、庭への散水でも使用することができ、身体、草花にも浄水した水を使うことができるので有効というわけだ。
わが家もそれを取り付けていたが、今回の洪水で浸水してしまった。
この形式の浄水器は、浸水してしまったら、浄水器ではなく、
汚水器
に変身してしまうということが分かった。
中のカートリッジが汚水まみれになり、飲料水としては使えなくなるというわけだ。
写真を見ての通り、これでは飲めない。
カートリッジの「替え」があれば、すぐ交換することができるが、それがなければ購入し到着するまでは、飲料水としては使えない。
よって、洪水対策として、カートリッジの予備を常備しておくことが必要と言うことになるのだが、そのカートリッジも水没してしまったら役に立たない。やはり二階に常備しておかないと無駄になってしまう。
家丸ごと浄水器のリスクを知っておいたほうがよい。