牛窓は観光地でブランドなので知っていることだろう
映画などでもよく撮影に使われる瀬戸内の風光明媚なところだ
そこに「牛窓神社」があり、超保守の宮司がいる
憲法改正を唱える根性の入った立派な人物だ
塾生の栢野氏とのご縁で、この度、牛窓神社の「禊払いの儀」に参加することとなった
神社で祝詞をあげ、儀式の練習をした後、裸になり、白帯でまわしをした
そして、神社の鳥居のある牛窓海水浴場にまで移動し
結界の組んでいる砂浜で、禊払いの儀式をしたあと
いよいよ、入水する
男だ!
水温は
8度
サウナの水風呂の水温でも18度~22度あるのにだ・・・・
それは、それは、冷たいを通り越して
痛い
みるみる皮膚の感覚がなくなっていく・・・・
そこで、首まで浸かって祝詞をあげる
しかも、長文で2ページも・・・・
ゆうに10分はかかる・・・・
とうとう、何の感覚もなくなってしまった、おそらくもう10分いたら低体温省で意識不明になるかもしれない
冬に海水や川や湖に投げ出されたら、簡単に死ねることがよく分かった
栢野氏は、長年修行を積んでいるので根性が入っている
しかし、波に身を任せ、牛窓の美しい景色を見ながらの入水、そして祝詞をあげる行為は何ともすがすがしい・・・・・
誰でもできることではない
祝詞を終えて砂浜に上がって、これで儀式は終了、と思いきや
ここから、また、「エイ・サー」「エイ・イエ」「国立常尊」と、濡れた体に寒風吹きすさぶ中、再び、大声を出しての儀式が始まる
もう「何でも来い!!」と、いう心境になる
全ての儀式が済んだら、裸の連中は駆け足で神社に引き上げていく・・・・
毎年来るという、女性も一人いる
顔つきからして、本当に根性の入った女性である
無論、まわしも褌もつけてはない
胸まで白帯をまいて臨んでいる
一つ不思議なことがある、海水は乾いたらべとべとするのだが、
禊払いの入水は、それがなく真水のようなのだ
やはり、神のご加護があるのだう
日本神道は本当に素晴らしい
仏教のように真っ向くさくないところが好きだ
無論、このあとは、岡山市内の事務所に帰り、そこで、日本酒で禊払いをしたのは言うまでもない
来年も行く!!