塾長ブログ

2019/10/11

東久邇宮記念会からの便り

久邇宮が本家で、東久邇宮は分家にあたる。

昭和天皇陛下の皇后陛下は香淳皇后陛下であるが、実は久邇宮家から嫁いでおられる。

そして昭和天皇の第一皇女の照宮成子内親王と東久邇宮稔彦王の間に生まれられた第一王子が東久邇宮盛厚(護熙)殿下であり、本東久邇宮文化賞の創設者になる。つまり殿下は、昭和天皇の孫にあたるというわけだ。

いずれにせよ、東久邇宮、久邇宮家は天皇家と大変近しい間柄であることだけは間違いない。

東久邇宮盛厚殿下の乳にあたる東久邇宮稔彦王は、明治天皇の先代である孝明天皇の第九王子であり、陸軍大将になられている。戦後の昭和二十年八月十七日から54日間、東久邇宮内閣を組閣し総理大臣に就任されていて、GHQの受け入れ、ミズーリ―号での終戦の調印など過度期に重要な仕事を成されて退任されている。

東久邇宮国際文化褒章を授与されて、特に変わったことはないものの、やはり菊の御門の授与に対する責任感が増すのは僕だけではなく、授与された全員の心情であろう。何か重いものを感じる。

今日、東久邇宮記念会より式典の写真、リーフレットが送られて来たが、改めて立派な会場であると思った。東久邇宮家、岩崎弥太郎、井上薫と日本の名だたるビッグネームの国際文化会館の波動は一味違っていたし、繁栄発展の波動に満ち満ちていもいた。今はロックフェラーが本国際文化会館の50%を所有しているとも聞いたが、さもありなんである。会場もさることながら広大な日本庭園は格別であった。

主催者である明川文保理事が式典冒頭での挨拶で、「今は雨が降っているけど、何回しても庭での写真撮影時はいつも天気になりますので心配御無用」と、言われていたが、確かに午後からは太陽が出て晴天となった。本式典には神秘的な力もあるようだ。宮家であるなら当然かもしれないが。

明川文保氏は、岸信介元首相の青年部会長、安倍晋太郎元自民党幹事長の秘書、そして500億規模の会社経営者であるが、もう一つの肩書がすさまじい。半端でない人物だ。

国連の諮問機関DEVNETインターナショナルの総裁にも就任し、めっぽう国連諸機関に強く世界中に人材のネットワークを持っている。その明川氏しと馬が合い、僕は何故か可愛がられ、毎日のように電話がある。「国際部隊で大きな仕事をやろうではないか」、ということになっている。正式な総裁就任式は12月16日に東京で国連、政治家、財界の人を集めて開催される。無論、僕も参加する予定だ。

日本は敗戦国であり、国連諮問機関の本部が日本の東京に設置されるのは前代未聞らしい。外務省に明川氏がそのことを告げると腰を抜かしたという。それほど大変なことのようだ。

とにかくこれから大きな仕事が待ち受けていることだけは確かだ。刀を磨いて精進せねばなるまいに。

旭化成の吉野彰氏がノーベル化学賞を受賞され、話題をさらっているた。80歳の年輪が刻み込まれたよい笑顔をされている。

ノーベル賞と比較する気はさらさらないが、この授与式の独り立ちの写真を見ると僕も還暦を迎えるよい顔をしているように 
思う。

吉野彰氏は年齢的にもノーベル賞受賞であがりかもしれないが、東久邇宮賞は受賞を契機に一層の活躍を願うという趣旨があるので、これからもっとお役に立つよう粉骨砕身努力をするつもりだ。

「男塾」、「健康塾」、「男の中の男塾」、そして「アース全国総代理店本部」の事業を行う㈱日本一は、国民を幸福にする機関だと信じて疑わない。