牛窓神社の神輿担ぎ要員として男塾の面々五人で参加し神に感謝を捧げた。
栢野さんに誘われての初めての参加であったが、古式ゆかしきよき祭りであった。
僕は「人に誘われたら断らない」、を心情にしているが迷ったら行くことに決めている。
行けば新たな経験がある、それを実感している。
実はグアム戦没者慰霊の旅もそうであった。
決心をしてグアムに行けばケン・芳賀さんとの出会いがあり、その出会いが未来に繋がっている。
朝鮮に出兵された神功皇后は、新羅・百済・高句麗の三韓攻めのために瀬戸内海に渡って来られた。その時吉備の国の浦である牛窓に立ち寄られたことから、牛窓神社では神功皇后をお祀りしている。
ある意味、朝鮮に強い神社と言える。
牛窓は日本のエーゲ海とか呼ばれ、観光地としてのイメージが強いが、神社を中心とする文化が根付いている。
岡崎宮司は曰く「真剣に卑神輿を担いだ人ほど徳ができお陰がある、神様は一挙手一投足を見ている。」
朝の8時から夕方の6時まで、各箇所でふるまわれるお神酒をいただきながら真剣に担いだ。
次は極寒の時期に海中で行われる禊払い、そして春季大祭につながる。
こうして伝統が受け継がれることに感銘を受けた一日であった。
また沿道で神輿に向かって手をあわせる町民を見るにつけ、彼らの信仰心を感じ受けた。