塾長ブログ

2015/09/22

れいし

美味い酒と出会った。

「れいし・麗姿」という。

美作の酒。

生どぶろくだ。

アルコールは9度と軽い。

白酒でもないし、いわゆる「五郎八」のような「にごり」ではない。

濾過、蒸留・熱処理(火入れ)を一切せず、そのままの状態でピン詰め、凍結、そして氷温熟成数か月の時間をかけ、酵母を優しく眠らせる。凍結醸造法で出来上がる。

「れいし」には、にごり独特のあの甘ったるさがない。

生ならではの酸味と香りがいい。

微炭酸がここちよい

9度の弱いアルコールが丁度あっている

米の粒粒感がしっかりと残って飲む触感が実にいい。

更に、健康にもいい。

生どぶろくは、腸を元気にしてくれる有機微生物・乳酸菌の宝庫。

酒を呑んで健康になるので一石二鳥だ。

また、生どぶろくの面白いのは時間ごとに味が変化していく酒だ。

何日かして飲むと味が異なる。

うーん。

よくないことが一点ある。

美味いのでついつい盃がすすみ、飲み干してしまい、あっという間になくなることだ。

武蔵の里の「麗姿」一献どうぞ!