美味い酒と出会った。
「れいし・麗姿」という。
美作の酒。
生どぶろくだ。
アルコールは9度と軽い。
白酒でもないし、いわゆる「五郎八」のような「にごり」ではない。
濾過、蒸留・熱処理(火入れ)を一切せず、そのままの状態でピン詰め、凍結、そして氷温熟成数か月の時間をかけ、酵母を優しく眠らせる。凍結醸造法で出来上がる。
「れいし」には、にごり独特のあの甘ったるさがない。
生ならではの酸味と香りがいい。
微炭酸がここちよい
9度の弱いアルコールが丁度あっている
米の粒粒感がしっかりと残って飲む触感が実にいい。
更に、健康にもいい。
生どぶろくは、腸を元気にしてくれる有機微生物・乳酸菌の宝庫。
酒を呑んで健康になるので一石二鳥だ。
また、生どぶろくの面白いのは時間ごとに味が変化していく酒だ。
何日かして飲むと味が異なる。
うーん。
よくないことが一点ある。
美味いのでついつい盃がすすみ、飲み干してしまい、あっという間になくなることだ。
武蔵の里の「麗姿」一献どうぞ!