塾長ブログ

2020/04/08

スコッチウイスキー「フェイマスグラウス・ネイキッドグラウス」


マニアックな話をしよう。

「フェイマスグラウス」というハイランド地方のスコッチがある。

そのシリーズのなかで、「ネイキッドグラウス」という、ノンラベルのボトルのウイスキーがある。

日本語訳すると「裸の雷鳥」になる。

スコットランドの国鳥は「雷鳥」なのだが、それを商標にしている。

ネイキッドグラウスだけは、ウイスキーの深い色合いを見せるために、わざとノンラベルにして、ボトルにレリーフが施されてている独特のデザインなところも人気なのだ。

コスパに優れていて3,000円程度で買える。

元々はブレンデッドウイスキーであったが、2012年より、グレーンウイスキーをブレンドせずに、四種類のモルトウイスキーをバイディングしたモルトウイスキーだ。

バイディングした後、普通は一年寝かすのが一般的だが、四年以上かけてシェリー樽に寝かすので、甘いシェリー風味を与えているのが特徴だ。

僕のウイスキーの好みは、甘くないといけないので、このウイスキーは口に合う。ウイスキーはシェリー樽や、ワイン樽や、バーボン樽などに寝かすのだが、シェリー樽に寝かすと甘くなる。

フェイマスグラウスは何処でも売っているが、ネイキッドグラウスを置いている店は希少だ。今日、それを見つけたので、思わず買って来て家て、ハワイで買ったニコラスカグラスでワンショットだけ飲んだ。

確かに旨い!

しかし、「サントリー山崎、白州、響」「ニッカ余市、フロムザバレル、竹鶴」を超える、スコッチはなかなか出会えないのが正直なところ。

飲み比べてみると、「山崎」がどれだけ完成されている、決してスコッチにはない、「旨味」のあるウイスキーであることが分かる。

日本のウイスキーづくりは、世界一である。