また一つ夢がかなった
Honda CB750 Four Kシリーズを買った
ずっと探していたが、友人の友人から個人売買で手に入れた
1974年製の46年前のオートバイだ
外観も綺麗だしエンジンの調子は最高の、貴重な一台だ
僕にとってCB750のイメージは、「750ライダー」の早川光が乗っていた赤タンクのデザインであり、それを探していたが見つかったのは、ブルーのタンクであった
しかし、それはそれで雰囲気があり、とても満足している
今はリッターバイクが普通になっているが、
青春時代は、業界で750の自主規制があり、大型バイクの頂点に君臨していた
「いつかはクラウン!」というキャッチは、トヨタのユーザーに対する長期戦略のコピーだが
僕らは、「いつかは750(ナナハン)」であった
世界初の量産車で四気筒エンジンを発売したのはホンダであり、1969年のことであった
その衝撃はすさまじかった
当時は今と異なりバイクの時代であったし、70年代、80年代は日本のオートバイが世界を制覇していく黄金時代だった
そのHondaの750が、世界中のオートバイの次元を一気に高め、性能向上を果たした功績は大きい
このオートバイを見て本田宗一郎が、「こんなバケモノ誰がのるのだ」と言ったのは伝説である
それほど当時は巨大に見えたバイクだ
ただし、今は大型化が進んだので決して大きく見えることはない
僕の体格ならちょうどだ
そしてそのオートバイを今、61歳になった僕が乗ろうとしている
当時は新車価格で38万円もした
高校生には手が出なかった
でも、大人気なので今はもっと高い
上物のK0なら軽く200 万円を超える
絶版旧車の双璧はKawasakiZ2とHonda CBなのだが、僕はKawasakiのエンジンのボロさをよくよく熟知しているので迷わずHonda支持派だ
それにいち早く時代を開拓したHondaに軍配が上がる
オートバイ業界では、エンジンの頑丈さは、ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキの順は、今も変わらないのではなかろうか
今、40年来の馴染みのオートバイ専門の整備屋の梅木商会のメカニックに、キャブをオーバーホールてもらっている
車検を通して徐々に僕流に仕上げていきたいと思っている
思い続けたら必ず夢は実現する
このオートバイでアース特約店を訪問する予定だ
楽しみが増えた
ハーレーを始めて買った時と同様の喜びだ