石垣に来た。
飛行機から見る石垣島は、やはり南海の孤島のサンゴ礁の島だ。
到着したら、必ずいつもの「みそそば」の店に行く。島でも、「みそそば」はここしかない。
このように、ウォータークーラーに直にマジックで書く、この感覚が石垣だ
これが不思議に思うようなら、内地の几帳面さに毒されている。ここでは、こんな感じた。
今回はある意味感慨深かった。
丁度この日、若宮防衛副大臣が石垣市役所にやってきて、中山市長にある要請をした。
500~600人規模の陸上自衛隊の配備を申し入れるためだ。不思議と、そういう歴史的な日に来る。因縁めいた者を感じる。
配備するのは、警備、地対空ミサイル、地対艦ミサイの三部。それに隊庁舎、グラウンド、火薬庫、射撃場を整備する。
男塾で「石垣に自衛隊基地を!」と題してセミナーをしてから、自衛隊基地誘致運動も活発化し、とうとう実現する日が来た。
少しは陸上自衛隊誘致に、貢献できたのかもしれない。やはり感慨深いものがある。
最西端の与那国はレーダー基地を建設中、宮古島も基地配備が決定、そして八重山防衛の要の石垣にも基地を建設する方向で政府は動いた。遅きに失したが、当然だろう。
このように、市役所前には、賛成派多数と反対派少数が集まり、声を上げていた。
石垣の空気は沖縄本土とは異なる。翁長は真っ先に基地建設反対を表明しているが、石垣は大丈夫だ。
中山市長は保守思想の基地推進派だ。
さて、僕が泊まっているホテルの前の石垣港には、海上保安庁の巡視船が今回は五隻停泊していた。
無論、尖閣巡視船だ。
今日は何やら訓練をしている。
彼等が中国船による領海侵犯が日常化している尖閣の海の警戒をしている。ご苦労さん。
この艦船の武器は、放水と20ミリ機関砲一基のみだ。
警察なので武器はこころもとない。
石垣への配備計画を進めているのは「陸上自衛隊」だが、本来的には「海上自衛隊」がいるに決まっている。
ここは島なのだから。
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