塾長ブログ

2016/02/03

信長協奏曲

女房殿と映画「信長協奏曲」を見に行った。

テレビ番組でも、放映していたそうだが見たことはない

しかしよくもあんな、滅茶苦茶な歴史ねつ造物語を思いつくものだ

戦国時代にタイムスリップした主人公と信長の顔が瓜二つ

主人公は信長に代わり、信長は明智光秀になる

つまり、明智光秀なるものは存在していなかったということになる

天下取りの野心を抱き、信長への復讐を誓う、秀吉が、明智に紛争した本物の信長を討つと言う物語だ


脚本家が誰かは知らないが、想像力には敬服する

しかし、あの暗い秀吉は何なんだろうか

笑顔はないし、秀吉の人間性が全く違う

更には、秀吉が幼少時に、親兄弟を信長に皆殺しされているというストーリーになっているが、全くでたらめ

母親は長生きしたし、兄弟の秀長は秀吉を支え続けた


でも、でも、悔しいが良かった

まったく、時間を感じさせない映画だった

うかつにも引き込まれてしまった

無茶苦茶だがおもろかった

大の映画好きの親友が「映画は文学ではない、娯楽だ」と言い放ったが、同感した

娯楽として、見る分にはおすすめだ